双頭の鷲

2005年1月10日 読書
ISBN:4101125325 文庫 佐藤 賢一 新潮社 2001/06 ¥820

ヨーロッパ百年戦争中期、ほとんど一人でフランスからイギリスを追い出してしまった将軍デュ・ゲグランの生涯。

歴史群像劇として面白く読めた。物悲しいラストもいい。

ただカタカナの名前(特に地名)がぜんぜん頭に入ってこない。どの辺りなのかもさっぱり分からん。あと戦争の単位が100人ぐらいで、多くても3000ぐらいなのはビックリした。中国の歴史物なんかを読んでるとものすごく少なく感じる。

★★☆
小川一水を追いかけてみようシリーズ

戦場に大型輸送機や装甲車で突っ込んで、負傷者を救出、治療する戦う看護婦さんのお話。

あらすじだけだと、なんとなくコメディーっぽい感じもしますし、表紙も萌え系なんですが、中身は戦場での治療のジレンマ(治しても結局前線に出て死んでいく)や、極限の飢餓状態での食○の話なんかもあって結構ヘビーです。作者もあとがきで書いてますけど、「ER」の影響を強く受けてます。

主人公がそれなりのものを背負っているのは分かるんですが、ちょっと主張が青臭すぎたり、差別主義者だった親があっさり意見を変えてみたり、ご都合主義なところが目に付いてちょっと入り込めませんでした。無理やり萌え要素を突っ込んで消化不良を起こしたような感じがしました。

イマイチ

復活の地 1

2004年12月8日 読書
ISBN:415030761X 文庫 小川 一水 早川書房 2004/06/10 ¥756

震災復興SF群像劇
・・・こう書くとわけわからんな。

公務員が公僕たることを自覚し、誇りに思ってる主人公がかっこいいんだ、これが。現実がゲフンゲフンなだけに。どっかにいませんかね、こんな人。

第六大陸〈2〉

2004年11月24日 読書
ISBN:4150307350 文庫 小川 一水 早川書房 2003/08 ¥714

読了

ああ、俺も技術者になりたかったなあ・・・

しばらくこの作者追っかけてみることにします。

第六大陸〈1〉

2004年11月23日 読書
ISBN:415030727X 文庫 小川 一水 早川書房 2003/06 ¥714

最近、いままであまり手を出していなかったSFをぼちぼち読むようになりました。Web上のブックレビューみて読む本決めているんですが、同じ作者の本が見つからなかったので(ハルキ文庫って・・・・みたことある?)ハヤカワで目に付いたので買ってみました。

・・・・・大当たり

読んでて鳥肌が立ったのは、あまり記憶にありません。
(ヒロインが笑うシーン)

「宇宙への憧憬」と「エンジニア魂」にあふれてて、ツボにハマりました。FLATさん(ここ見てる?)あたりの感想を聞いてみたい気もします。ハゲしくおすすめ。

最近当たりが多くて少し幸せ(笑)

今から下巻(2)読みます。

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